ドイツの独占禁止当局、アップルとエピックの争いを監視

ドイツの独占禁止当局、アップルとエピックの争いを監視

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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ドイツ連邦カルテル庁は現在、アップルと「フォートナイト」開発元のエピックとの争いを監視しており、独占禁止法調査の開始を示唆している。

8月28日、AppleはEpicがAppleのApp Storeの利用規約を遵守しなかったことを受け、Epicの開発者アカウントを閉鎖するという約束を実行した。Epicは差し止め命令を申し立ててこの措置を阻止しようとしたが、米国地方裁判所はこれを却下した。

この動きは世間やマスコミから大きな注目を集め、今ではドイツ連邦カルテル局の注目を集めている。

「これは間違いなく我々の関心を引いている」と、連邦カルテル庁長官のアンドレアス・ムント氏はロイター通信に語った。「まだ始まったばかりだが、非常に注意深く見守っている」

ムント氏はオンラインブリーフィングで、Google PlayストアとAppleのApp Storeは「世界で唯一の2つであるため、興味深い生息地となっている」と指摘した。

連邦カルテル局は罰金を科すことはできるが、当局は代わりにアプリストアの運営方法を変えようとする可能性が高い。

ロイター通信が指摘しているように、ドイツ当局は昨年、Amazonのサービスを利用する販売業者に関してAmazonと合意に達していた。Facebookは現在、ユーザーデータの収集を抑制するよう求める命令に対し控訴している。