スラッシュレーン
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ボブ・ドレビン氏のLinkedInプロフィールによると、AMDの元グラフィックス責任者である同氏は、1年間のキャリアの空白期間を経て、最近Appleのシニアディレクターに就任したようです。Appleにおける同氏の具体的な役割は不明ですが、ドレビン氏は同社のMacおよびiPhone戦略の中核となる知識と経験をもたらす可能性が高いでしょう。
Apple入社以前、ドレビン氏はAMDのグラフィックス製品グループの最高技術責任者を務め、同社のグラフィックス関連事業の技術戦略と方向性を監督していました。2006年、AMDによるATIの買収に伴い、同職に就任しました。ATIでは、チップ設計・戦略担当ディレクターも兼任していました。
ドレビン氏はキャリアの初期に、ArtX社のアーキテクチャ・デザイン部門を統括し、ニンテンドーゲームキューブのグラフィックコンポーネント開発に大きく貢献しました。また、シリコングラフィックス社では9年間にわたり、高性能グラフィックシステムの開発に携わりました。
LinkedInのプロフェッショナルネットワークサイトは、ここ数ヶ月、Appleの採用と退職に関する情報源としてますます注目を集めています。昨年秋、PA SemiのシニアプリンシパルアーキテクトであるWei-han Lien氏のプロフィールが更新され、同社によるPA Semiの買収に伴い、同氏が「AppleのチップCPUアーキテクト担当シニアマネージャー」に就任したことが明らかになりました。
しかし、さらに重要なのは、リアン氏が自身のプロフィールページで、次世代iPhoneに搭載されるARMプロセッサを開発するチームの責任者であることをさらに明らかにしたことで、同社が独自の組み込みチップソリューションを開発することでライバルの携帯電話メーカーとの距離を置く計画を急速に進めていることをほぼ裏付けている。
今月初め、LinkedIn は、Research in Motion が、かつて Apple のインターフェース デザイナーだった Don Lindsay 氏を雇用し、同社の BlackBerry 端末のユーザー エクスペリエンスの向上を任務とする新しいデザイナー チームを率いさせたという報道も行っていました。