スラッシュレーン
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マイクロソフト社は、今月初めにアップルの iPhone ソフトウェア開発キット (SDK) がリリースされて以来、独自のネイティブアプリケーションをいくつかリリースすることでこの急成長中のモバイル プラットフォームから利益を得ることを期待して、これをじっくり検討してきた。
これに同社独自の Exchange メール プロトコルとビジネス メール システムに関する専門知識が加われば、今年後半には Apple の iPhone と iPod touch 向けの新製品を Microsoft が提供していくことはほぼ確実だと、Microsoft の特殊デバイスおよびアプリケーション グループ担当副社長 Tom Gibbons 氏がビジネス誌に語った。
「我々はそうした環境での経験があり、それが何かを実現できるという自信を与えてくれます」と彼は語った。「重要なのは、我々が提供すべき価値は何なのか、ということです。」
ギボンズ氏の Mac 開発チームは、実際にはカリフォルニア州マウンテンビュー (クパチーノの Apple 本社からわずか数マイル) に拠点を置いており、報道によると、最初のネイティブ iPhone アプリケーションとして最も実現可能な選択肢を検討中とのこと。このアプリケーションは、生産性向上アプリケーションの Office ファミリーに含まれるものと思われる。
「iPhoneに何を提供できるかを理解することは非常に重要です」と彼は述べた。「Mac Officeのお客様がその環境で必要とする機能をどの程度提供できるか、私たちはまさに今、それを理解しようとしているところです。」
さらに、マイクロソフトが最近買収した音声認識部門 TellMe の Mike McCue 氏は、SDKによってサードパーティのソフトウェアが音声録音や位置情報に基づく機能を利用できるようになると想定し、彼のチームも iPhone 開発に期待していると Fortune に語った。
「SDK がこれらの機能をサポートすれば、できるだけ早くバージョンをリリースし、TellMe を iPhone に搭載できるようになります」と彼は語った。