AppleInsiderスタッフ
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出典: comScore
調査会社comScoreによると、5月までの3カ月間で、AppleのiPhoneが米国のスマートフォン市場でトップの座を守り、iOSはGoogleのAndroidに追いついた。
comScoreのMobiLensとMobile Metrixのデータによると、AppleのiPhoneは5月に米国のスマートフォンユーザーにおけるシェアの41.9%を占め、前月比0.6ポイント増加した。また、2位のSamsungも同時期に0.8%増加し、シェアは27.8%に拡大した。
上位5社のOEMのうち、3ヶ月間で加入者数を伸ばしたのはAppleとSamsungのみで、LGとHTCはそれぞれ0.3ポイント減少し、それぞれ3位と5位となった。LGは5月時点で市場シェア6.5%、HTCは5.1%だった。モトローラは6.3%で横ばいの4位となった。
GoogleのAndroidは、米国で52.1%の市場シェアを維持し、引き続きスマートフォンプラットフォームのトップを維持した。これはAppleのiOSを10.2ポイント上回る。しかし、世界最大のモバイルOSであるAndroidは変化を見せなかった。つまり、iPhoneの0.6%の増加は、3ヶ月間で0.6ポイント減少した4位のBlackBerryなど、それほど人気のないプラットフォームによるものだ。
マイクロソフトのWindows Phoneは市場シェアに変化なく3位となったが、Symbianは市場シェア0.1%で2月から0.1%減少し、トップ5入りを果たした。
comScoreの推計によると、5月の米国におけるスマートフォン保有者数は約1億6900万人で、2月から4%増加した。スマートフォンは現在、米国の携帯電話市場全体の70%を占めている。