マイク・ピーターソン
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クレジット: アンドリュー・オハラ、AppleInsider
最新のPC市場データによると、Appleは2021年第3四半期に推定782万台のMacを出荷し、前年比14.4%増となった。
クパチーノを拠点とするこのテック大手は、世界トップのPCメーカーの中で、レノボ、HP、デルに次いで4位にランクインした。調査会社Canalysの最新データによると、Appleは第3四半期(同社の第4四半期に相当)の市場シェア9.3%を占めた。
Appleの成長率は、この期間においてDellの年間26.7%成長に次ぐ、最も高い成長率を記録しました。HPは同四半期に市場シェアを失い、Lenovoは前年比2.5%の成長を遂げました。
Canalysの報告によると、パンデミック期のPC市場の好景気は、主に供給制約によって終焉を迎えつつあるようだ。世界のPC市場は第3四半期に5%成長し、出荷台数は8,410万台に達した。これは、5四半期連続で記録していた2桁成長からは減少している。
「世界的なサプライチェーンと物流ネットワークの混乱は、依然としてPC市場の急成長を阻害する主な要因となっている。パンデミック発生から1年以上が経過した現在も、特にアジアでは、ロックダウンやその他のCOVID-19関連の規制により、製造業は依然として足かせとなっている」と、Canalysのアナリスト、イシャン・ダット氏は述べた。「これに世界的な輸送の大幅な減速が加わり、多くの業界が満たされていない需要を満たすために競争する中で、貨物価格と遅延時間は急騰している。」
アナリストは、PCの供給不足は「2022年まで」続くと予測している。さらに、ホリデーシーズンには相当数の注文が未達になる可能性がある。
「生産と流通を多様化し、注文の可視性を高めてデバイスの割り当てを優先することで、この事業運営上の混乱期を乗り切ることができるベンダーは、この嵐を乗り切る態勢が整っているだろう」とダット氏は書いている。
Appleは10月28日に四半期決算を発表する予定だが、個別の販売台数は公表していない。また、Apple Silicon搭載のMacBook Proを含む新型Macを2021年末までに発売するとも予想されている。