ウィリアム・ギャラガー
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AppleがiCloud用に中国で使用しているデータセンターは、新型コロナウイルスによるロックダウンのため、従業員の外出を1週間禁止した。
Appleは通常、世界各地で自社データセンターを運営しているが、2017年に中国で物議を醸した法改正により、現地企業を利用する必要に迫られた。政府支援を受けているこの企業は、現在貴州雲大データ(Guizhou Cloud Big Data)と改称されており、先週から「クローズドループ」システムで稼働していると発表した。
ブルームバーグによると、中国はデータセンターがある地域を含む貴陽市の10地区のほぼすべての地域を封鎖した。
「悲惨な状況に直面しており、最前線に勇敢な人材が必要だ」と同社は微信(ウィーチャット)への投稿で発表した。
また、この投稿では、データセンターが現在、スタッフが敷地内に留まらなければならないロックダウン「クローズドループ」システムに取り組んでいることも説明されていると報じられている。
このデータセンターを利用している企業はAppleだけではありません。貴州雲大データは、顧客への影響についての質問には回答しませんでした。
2022年半ば以降、中国の保健当局は厳しい封鎖措置を実施してきました。新型コロナウイルス感染症の蔓延は抑制されましたが、その過程でAppleの主要サプライヤー100社以上にも影響が出ました。