AppleInsiderスタッフ
· 1分で読めます
アップルのCEOティム・クック氏(左)が、アップルのクパチーノ本社でイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に挨拶する。出典:イスラエル首相のYouTubeより
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の公式ユーチューブページに木曜日に投稿された短いビデオクリップには、首相がカリフォルニア州クパチーノのアップル本社で同社CEOのティム・クック氏と会談する様子が映っている。
下記の埋め込みビデオ(明らかにネタニヤフ首相の代表団の一員が撮影したもの)に見られるように、クック氏はアップル本社のエグゼクティブ・ブリーフィング・センターでイスラエル首相を出迎え、そこで2人は昼食を交えながら会談した。
出席者のリストは公表されていないが、アップルの法務・政府関係担当上級副社長ブルース・シーウェル氏が、大きな会議テーブルでクック氏の隣に座っているのが見える。
話し合いの詳細は不明だが、ビデオの終盤でクック氏が「R&Dスキル」について言及しているのが聞こえ、少なくとも会談ではイスラエルにおけるアップルのさまざまな事業について触れられていたことが示唆されている。
現在、同社はラアナナ、ハフィア、そしてヘルツリーヤの3つの研究開発拠点をこの地域に有しており、ヘルツリーヤはフラッシュメモリ企業Anobitの買収後に取得した施設です。さらに、Appleはモーションセンシングや3Dスキャンアプリケーション向けのセンサー、ハードウェア、ミドルウェアを開発するPrimeSenseの買収により、イスラエルにおける事業基盤を拡大しました。
それほど重要ではないものの、クックCEOと首相がレセプションエリアに初めて足を踏み入れた際、軽快な掛け合いが交わされました。二人は、故アップル共同創業者スティーブ・ジョブズの言葉を記した大きなポスターの前で写真撮影に応じました。
何かをやってみて、それがなかなかうまくいったなら、あまり長く考えずに、もっと素晴らしいことをやるべきです。ただ、次に何をするかを考えましょう。
ネタニヤフ首相は、短い文章を読んだ後、皮肉っぽく「政府にそんなことは求められない」と尋ねた。これに対し、クック氏は笑いながら「いや、できればいいのだが」と答えた。