PlayStation 3、Xbox 360がApple TVの強力なライバルに

PlayStation 3、Xbox 360がApple TVの強力なライバルに

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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エレクトロニック・エンターテイメント・エクスポにおけるマイクロソフトとソニーの戦略により、それぞれの Xbox 360 と PlayStation 3 コンソールは、より強力なメディア ハブとなり、Apple TV へのより直接的な挑戦者となるだろう。

この新たな競争は、マイクロソフトがネットフリックスと提携すると発表した月曜日に初めて表面化した。

Xbox Live Gold サブスクリプションと Netflix アカウントの両方をお持ちのゲーマーは、この秋から、Netflix のオンラインサービス「Watch Instantly」から映画やテレビ番組を無制限にストリーミング視聴できるようになります。これにより、ビデオ全体をディスクにダウンロードする必要がなくなり、一時停止やスキップといった操作も可能になります。また、この機能により、Netflix のユーザーは、最大 8 人の Xbox Live メンバーが同時に映画を視聴できる、独自のソーシャル機能も利用できるようになります。

同社はビデオサービスに加えて、Xbox 360 のインターフェースも iTunes の Cover Flow インターフェースのユーザーには馴染みのあるデザインに刷新し、NBC ユニバーサル社と映画やテレビ番組のホスティング契約を結んだ。この動きは、Apple とこのスタジオの間の亀裂を浮き彫りにするものだ。両社とも変動価格設定で折り合えず、iTunes から強制的に分離させられたのだ。

一方、ソニー自身も自社のゲームシステム向けとしては初となるビデオサービスのリリースを開始した。PlayStation Storeでは火曜日から、ソニー、アップルの緊密なパートナーであるディズニー、フォックス、MGM、パラマウント、その他いくつかのスタジオの映画やテレビ番組が配信される。

このサービスは当初からAppleなどのサービスとほぼ同等で、テレビ番組は1エピソードあたり1.99ドルで購入でき、映画はタイトルに応じて9.99ドルから19.99ドルで購入できます。また、映画は2.99ドルから3.99ドルでレンタルも可能です。ソニーは標準画質版と高画質版の選択肢を提供しており、テレビ番組にHD画質を提供している数少ない企業の1つです。

マイクロソフトとソニーの両社の取り組みは、市場での足場を固めようと苦戦し、Apple製品ラインナップにおける「第4の柱」としての役割を意図的に軽視されてきたApple TVに、さらなる重圧をかけている。一方、PlayStation 3とXbox 360はともに数百万台を売り上げているものの、メディア再生機能(PlayStationのBlu-rayを除く)は補助的な機能としてしか提供されていないことが多かった。