スラッシュレーン
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9月、AppleはApp Storeのダウンロード数が累計20億件を突破したと発表しました。Financial Timesは、App Storeの成功について、 iPhone開発者向けに1億ドル以上の投資ファンドを設立したベンチャーキャピタル、Kleiner Perkins Caufield & Byersのパートナー、マット・マーフィー氏にインタビューを行いました。
「10月までにダウンロード数が20億に達するとは思ってもみませんでした」とマーフィー氏は語った。「もしアップル社内のほとんどの社員に、今ごろダウンロード数がその5分の1になると言われたら、きっと喜んでいたでしょう」
App Storeは2009年に数々のマイルストーンを達成しました。中でも11月には、Appleがダウンロードストアで利用可能なアプリケーションが10万本を超えたと発表しました。6桁の売上は、App Storeのデビューからわずか1年半で達成されました。
今月初め、AppleはiTunes Rewind 2009で、今年最も売れ、最もレビューされたiPhoneおよびiPod touch向けアプリケーションのリストを公開しました。「2009年のベスト」に選ばれたのは、開発スタジオTapulousの「Tap Tap Revenge 3」です。このリズムゲームは0.99ドルで販売されており(iTunesリンク)、ダウンロード数は2,000万回を超え、開発元Tapulousは同ゲームがiTunesプラットフォームで最も人気があると主張しています。
「Tap Tap」シリーズは、メタリカ、デイヴ・マシューズ・バンド、コールドプレイ、ウィーザー、レディー・ガガといったトップアーティストを起用したスピンオフ作品を数多く制作してきました。同社はすぐに成功を収め、リリースから3週間で100万ダウンロード以上を達成しました。2009年には大手ゲームパブリッシャーの参入もありましたが、この独立系スタジオは成功を収め続けました。
今週末、ロイター通信はタピュラスの特集記事を掲載し、月間売上高が100万ドルに迫っていることを明らかにしました。黒字経営を謳う同社は、投資家から280万ドルの資金調達も完了しています。バート・デクレムCEOは、iPhoneとiPod touchプラットフォームの拡大に伴い、同社も成長を続けると見込んでいると述べています。
「これは大きな出来事となり、突然人々は『マジか、こいつらはどこから来たんだ?』と言うだろう」とデクレム氏は語ったと伝えられている。