ケイティ・マーサル
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アップルコンピュータ社は、地元の史跡保存団体の反対を受けて、1年以内に2度目となる新店舗の計画を中止した。
アップルの当初の計画では、既存の2階建ての建物を取り壊し、ガラス、ステンレススチール、バックライト付きのアップルのロゴで飾られた、高さ2階建ての1階建てのアップル直営店に建て替えることになっていた。
iPodメーカーとその開発パートナーであるホルスト・アーキテクチャーは2月初めに市の歴史的建造物委員会にデザインを提出したが、かなりの反対に遭った。
具体的には、委員会はアップルの「[...]材質の表現」に問題を提起し、「ステンレス鋼/金属の被覆を減らすか、全く使用しない方が適切だろう」と述べた。
アップルとホルストは6月中旬、ステンレス鋼を石灰岩に置き換え、窓を増やした店舗デザイン案を委員会に提出した。しかし、2時間にわたる審議は投票なしで終了し、委員会の委員長たちは改訂版デザインを「フランチャイズ建築」と呼んだ。
同様の状況で、アップルは昨年9月、マンハッタンのフラットアイアン地区に2階建ての小売店を建設する計画を断念した。これは、レディース・マイルズ歴史地区のコミュニティ委員会と市のランドマーク保存委員会が、全面ガラス張りの店舗の計画に異議を唱えたためだ。
現在マンハッタンに2つの旗艦店を運営しているアップルは、最終的にマンハッタン島に3店舗目をオープンする計画を進め、エンパイア・ステート・ビルの向かい、西34丁目21番地で新たな賃貸契約を結んだ。