元iOS最高責任者スコット・フォーストールがブロードウェイの2番目のショーをプロデュース

元iOS最高責任者スコット・フォーストールがブロードウェイの2番目のショーをプロデュース

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2012年にアップルマップのリリースが失敗に終わりクパチーノから追われた元アップル幹部のスコット・フォーストール氏は、オスカー女優ルピタ・ニョンゴ主演のリベリア軍閥に捕らえられた性奴隷たちを描いた物語「Eclipsed」で、自身2作目のブロードウェイ作品の共同プロデューサーを務めている。

フォーストールは月曜日にTwitterでこのニュースを発表し、ブロードウェイ史上初となる全員女性のクリエイティブチームとキャストによるミュージカルに参加できることを誇りに思うと述べた。The Vergeによると、フォーストールにとって昨年の「ファン・ホーム」に続く2作目の舞台作品となる。昨年の「ファン・ホーム」は、全員女性の脚本家によるミュージカルとして初めてトニー賞最優秀ミュージカル賞を受賞し

資金援助以外に、元iOSの第一人者が「Eclipsed」のブロードウェイ上演にどの程度関与したかは不明だ。フォーストール氏は「Fun Home」のマーケティングキャンペーンで大きな役割を果たし、アップル在籍中に築いたシリコンバレーの人脈と協力し、検索エンジン最適化(SEO)をはじめとするテクノロジー関連の取り組みに携わった。

『ウォーキング・デッド』の女優ダナイ・グリラが脚本を手掛けた『Eclipsed』は、10月にパブリック・シアターの177席のルエスター・ホールで上演され、その後日曜日に900席のゴールデン・シアターで開幕したとVariety誌は報じている。『ファン・ホーム』と同様に、フォーストールは妻と共に共同プロデューサーとしてクレジットされている。

フォーストール氏はTwitterを離れて以来、公の場に姿を現すことをほとんど避けてきた。2015年4月にTwitterに登録して以来、ツイートは合計5回しか投稿しておらず、現在は「イクリプスド」と「ファン・ホーム」の公式アカウント、そしてコナン・オブライエンの公式アカウントの3つをフォローしている。