AppleInsiderスタッフ
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出典: 霊長類研究所
金曜日のiPad Airの発売に先立ち、パフォーマンス分析会社Primate Labsは、Geekbench Browserから少しずつデータを入手し始めており、同タブレットのA7システムオンチップは昨年のiPadに比べて大幅なパフォーマンス向上を示している。
Primate Labs の創設者 John Poole 氏は、Geekbench 3 ベンチマークを実行する iPad Air の結果をまとめ、iPad 2、第 3 世代および第 4 世代 iPad、iPad mini を含むすべての iOS 7 対応タブレットと比較しました。
ご覧の通り、Appleの最新iPadは、マルチコアベンチマークにおいて、前世代iPadを大きく上回り、昨年の第4世代iPadを約87%上回っています。これは、Appleが主張するA7 SoCが昨年のA6Xと比較して最大2倍の性能を発揮するという結果に近いものです。
プール氏は、iPad Airが1.4GHzのクロックで動作するA7プロセッサを搭載しており、これはiPhone 5sに搭載されている同じプロセッサよりも100MHz高速だと指摘する。これはiPadのバッテリー容量が大きいこと、あるいは筐体が大きく、熱に対する柔軟性が高いことが原因である可能性もあるが、その両方が影響している可能性もあるとプール氏は述べた。
フルサイズのiPadはクロック速度が調整されているものの、同じくA7チップを搭載するiPad miniではクロック速度は調整されないとプール氏は予想している。むしろ、iPhone 5sと同等のクロック速度になると彼は考えている。
2012年にRetinaディスプレイを搭載した第3世代iPadが登場して以来、Appleはタブレットラインナップに高スペックのプロセッサを搭載し、カスタムチップには名称に「X」を付けるという差別化を図ってきました。最新バージョンのA6Xは、統合型クアッドコアGPUを搭載し、iPhoneのA6バージョンよりも高いクロック速度を実現しました。さらに、A6Xはより大容量のSDRAMパイプラインも備えています。
最後に、Apple のエントリーレベルの iPad 2 と比較すると、iPad Air はわずか 100 ドル高いだけで 5 倍以上の速度を誇ります。
AppleのiPad Airは今週の金曜日に発売され、発売に合わせてApple Storeが現地時間午前8時に開店する。