AppleInsiderスタッフ
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ドイツ語圏のApple関連サイトMacerkopf.deは水曜日、Appleのソフトウェアエンジニアとされる人物の発言を引用し、一部ユーザーを悩ませているバッテリー問題をさらに解決するため、iOSの最新アップデートが間もなくリリースされると報じた。AppleはすでにiOS 5.0.1という形でアップデートをリリースしているが、一部のユーザーの間でバッテリー寿命の問題は依然として残っており、Appleは残存する問題への対応を検討していると公に表明している。
報道によると、AppleはiOS 5.0.2でiPhone 4Sユーザーに40時間のスタンバイと10時間のアクティブ使用を提供することを社内目標としており、アップデートは「遅くとも来週には」リリースされる予定だという。
次回のメジャーアップデートに関しては、iOS 5.1 では Siri 音声コントロールに関連する「多くの変更」が行われるとされているが、Siri の作業には「非常に費用がかかる」ため、2011 年末までにアップデートがリリースされる予定はない。
同サイトによれば、AppleはSiriに新しい音声コマンドを追加し、ユーザーが写真の撮影、ビデオの録画、Wi-Fiのオン・オフ、Bluetoothの有効化・無効化などの操作を開始できるようになるという。
Macerkopf.deはiOS関連の噂に関して、的外れな情報を提供してきた。今年初めには、Appleが4月上旬のメディアイベントでiOS 5とアップデートされたMobileMeを発表すると誤って報じた。Appleは例年、この時期にiOSの新ビルドのプレビューイベントを開催していたものの、今年はiOS 5の公式発表を6月のWWDC(世界開発者会議)まで待った。