テレビ機能付きiMacはApple TVへの足掛かりとなると見られる

あるアナリストは、本格的なテレビを作るためのアップルの最初のステップは、テレビ機能を内蔵したオールインワンのiMacになる可能性があると考えている。

ウェッジ・パートナーズのブライアン・ブレア氏は水曜日に投資家向けのメモを発表し、アップルは将来的に真のテレビを作るだろうと確信していると述べた。しかし、その前に、同社は中間的なステップを踏み、iMacデスクトップにテレビ機能を追加するだろうと彼は考えている。

彼は、Appleが2012年前半にiMacのラインナップを刷新し、テレビ本体を発売する前にテレビ機能を搭載すると予想している。こうしてAppleは、Apple TVソフトウェアとiCloudの機能を薄型のオールインワンPCに統合できるかもしれない。

「我々は、これは理にかなっていると考えている。なぜなら、我々は通常、最新のテレビは壁に掛ける大型のものを思い浮かべるが、アップルは事実上、すでに製造ラインにあるものから始めて、27インチから徐々に製品を拡大し、そこから32インチへとスケールアップし、その後、42インチ、50インチ、55インチの市場へと移行することができるからだ」とブレア氏は書いている。

ブレア氏は9月に、アップルが今年、iPhone 4とほぼ同じデザインの新型iPhoneを1モデルだけ発売するだろうと正しく予測した。この予測は、他の多くのアナリストが、アップルが中国などの新興市場向けに新型の廉価版iPhoneを発売すると示唆していた時期と重なる。

スティーブ・ジョブズの公式伝記が出版されて以来、Apple TVの噂は絶えません。伝記作家のウォルター・アイザックソンに対し、ジョブズは「想像できる限り最もシンプルなユーザーインターフェース」を備えた全く新しい製品について示唆しました。

これを受けて、Appleが2012年中にSiri音声認識技術を搭載したテレビを発売し、リモコンなしでテレビを操作できるようにする計画だとの報道が出ています。Apple製テレビの噂は、既存のテレビメーカーをAppleの計画を「必死に」探らせていると言われています。