ウィリアム・ギャラガー
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自動車メーカーの日産は、「アップルカー」を開発するという報道を否定し、アップルとは交渉していないと述べた。
日産がヒュンダイに代わって次期「アップルカー」の製造元になるだろうという最近の報道を受けて、同社は現在アップルとの協議は行っていないと発表した。
日産の広報担当者はロイター通信に対し、「アップルとは協議を行っていない」と述べた。「しかし、日産は業界の変革を加速させるために、常に協力や提携の可能性を探っている」
ロイター通信によると、日産はアップルとの初期段階の短い協議があったとの報道についてコメントを控えた。協議は予備的なもので、経営陣は関与していなかったとされている。
ヒュンダイの場合と同様、アップルと日産の間の交渉は、自動車メーカーがアップルの設計のみに従って作業する組み立てパートナーに成り下がってしまうという問題で行き詰まったと言われている。
日産は以前、アップルが自動車を開発しているという噂を歓迎していた。2015年には、当時のルノー・日産アライアンスのCEO、カルロス・ゴーン氏が、これは業界にとって良いことだと発言していた。
「もしアップルが電気自動車を開発するなら、それは明らかに我々にとって良いニュースだ」とゴーン氏は述べた。「自動車業界以外の企業が電気自動車の開発に意欲を見せているという事実は、新鮮だ」