新しいHDMI 2.1仕様により、4K 120Hz、8K、10K解像度がサポートされます

新しいHDMI 2.1仕様により、4K 120Hz、8K、10K解像度がサポートされます

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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HDMI フォーラムは最新の HDMI 仕様である HDMI 2.1 をリリースしました。この新しいプロトコル バリエーションでは、48 ギガビット/秒のデータ転送が可能な新しいケーブルで 4K 120 Hz、8K 60 Hz、10K を駆動できます。

新バージョンの HDMI のその他の改良点としては、オブジェクトベースのオーディオと高度なオーディオ信号制御のための eARC サポート、より幅広いダイナミック HDR、GPU が画像のリフレッシュ レートをオンザフライで変更できるようにする「ゲーム モード VRR」などがあります。

HDMI 仕様のバージョン 2.1 は、HDMI フォーラムの技術ワーキング グループによって開発されました。このグループのメンバーには、消費者向け電子機器、パーソナル コンピューター、モバイル デバイス、ケーブル、コンポーネントの世界大手メーカーが名を連ねています。

HDMI 2.1および新しいケーブルは、以前の仕様と同様に、旧型の機器との下位互換性を備えています。新しい仕様は、HDMI 2.0を採用しているすべてのお客様にご利用いただけるようになり、2017年第2四半期初頭にリリースされる際に通知されます。

現在、Apple 製品ライン全体が、直接の HDMI 接続、または Lightning、USB 3.0 または 3.1 タイプ C、あるいは Thunderbolt 3 の組み込み HDMI 実装を通じて、何らかの HDMI をサポートしています。Apple は、2016 Retina MacBook および 2016 年後期 Retina MacBook Pro で USB-C から HDMI 2.0 へのアダプタを介して新しいバージョンの仕様に置き換えられる古い HDMI 2.0 仕様のみをサポートしています。

HDMI グループは、ファームウェアのアップグレードによって HDMI 2.0 デバイスを新しい仕様にアップグレードできると述べていますが、それが可能かどうかは「メーカーの実装次第」です。