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Apple Computer は、火曜日に、PC と HDTV などの民生用電子機器との接続における次世代標準となることを目指した、統合ディスプレイ インターフェース (UDI) と呼ばれる仕様の開発に取り組んでいると発表した大手 PC および民生用電子機器企業グループの一員です。
UDI仕様は、ハイビジョンテレビ(HDTV)や高度な家電製品向けディスプレイの標準デジタルインターフェースであるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)と完全な互換性を持ちます。また、現在HDMI対応製品に広く採用されている高帯域幅デジタルコンテンツ保護(HDCP)技術も利用できます。その結果、UDIコネクタを備えたホストプラットフォームは、HDTVを含むモニターやHDMI対応ディスプレイ機器に接続でき、完全なコンテンツ利用権管理とハイビジョンビデオ互換性を実現します。
エンドユーザーにとって、UDIはコンピュータホストからディスプレイ(PCやノートパソコンのモニター、HDTV、プロジェクターなど)へのユニバーサルビデオ接続を提供します。PCおよびモニターメーカーにとって、UDIはディスクリートおよび統合型グラフィックスコントローラとの容易な統合を提供し、メーカーはより低コストで使いやすく、より高帯域幅のコンピュータプラットフォームやオールデジタルLCDモニターを構築できます。
UDI 仕様策定グループの他のメンバーである UDI Special Interest Group (UDI SIG) は、仕様の継続的な開発と改良に携わっており、その中にはインテル社、LG エレクトロニクス社、ナショナル セミコンダクター社、サムスン電子社、Silicon Image 社などが含まれています。SIG にはグラフィック チップ メーカーの NVIDIA 社、半導体メーカーの THine Electronics 社、ケーブルおよびコネクタ メーカーの FCI 社、Foxconn Electronics 社、JAE Electronics 社も貢献者として参加しています。
UDI SIGは現在、ディスプレイインターフェース仕様(リビジョン0.8)の検証と改良にご協力いただける業界関係者を募集しています。UDI SIGは、バージョン1.0仕様を2006年第2四半期に完成させる予定です。