AppleInsiderスタッフ
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アップルは、元アマゾン幹部で「著名な検索技術者」のウィリアム・ステイシオール氏を雇用し、今後はSiriパーソナルアシスタント部門を率いることになる。
AllThingsDのカラ・スウィッシャー氏は月曜日、採用に詳しい情報筋の話として、ステイシオール氏がSiriを担当すると報じた。この採用は、Appleが検索事業への本格進出を計画していることを示唆している可能性がある。現在の市場リーダーであるGoogleはAppleの強力なライバルであり、AppleはiOS 6でGoogleマップを廃止し、独自の地図ソリューションを採用したほどだ。
スウィッシャー氏は、AppleはiOSデバイスの検索オプションからGoogleを「最終的に削除する可能性がある」と述べた。現在、iPhoneとiPadではGoogleがデフォルトの検索オプションとなっている。
William Stasior、stasior.com経由。
今月初め、ある報道によると、故Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏が、GoogleがAndroid OSでスマートフォン市場に参入したことを受けて、iOSからGoogle検索を削除することを検討していたことが明らかになりました。しかし、ジョブズ氏とAppleは、ユーザーを過度に怒らせると判断し、最終的にGoogle検索の削除を断念しました。
アップルの社内検索技術チームは、AmazonのA9検索技術を担当してきたステイシオール氏の参加によって、おそらく大きな弾みを得るだろう。ステイシオール氏はかつて検索エンジンAltaVistaの幹部でもあった。
Appleは、音声認識技術「Siri」を買収した際に獲得したチームから主要メンバーの一部を失った後、Siriチームにも人員を追加している。スウィッシャー氏によると、Siriの共同創業者兼CEOであるダグ・キットラウスは昨年10月のiPhone 4S発売後にAppleを退社し、同じくSiriの共同創業者であるアダム・チェイヤーも最近Appleを退社したという。