画面内Touch ID搭載のiPhoneは2021年にも発売される可能性がある

Appleのアナリストであるミンチー・クオ氏は、2019年と2020年の携帯電話に関する噂だけにとどまらず、2021年のiPhoneにはFace IDとTouch IDの両方が搭載されるだろうと予測する噂を公開した。

ミンチー・クオ氏は月曜日早朝に公開したメモの中で、2021年版iPhoneにディスプレイ指紋認証（FOD）技術が採用される可能性があると予測している。この技術の供給元として予想されるのはクアルコムで、過去1年ほどの間に開発された他の技術ではなく、自社の超音波技術を使用するという。

クオ氏は、「4つの重要な技術的課題」が今後12～18ヶ月で改善されると考えている。制限要因として挙げられているのは、モジュールの厚さ、センシング面積、消費電力、そして積層歩留まり率だ。

Appleはこの技術に関する特許を申請しており、Kuo氏はこれがAppleが画面下ソリューションの実装に引き続き関心を持っていることの証左だと考えている。4月には、Appleは音響イメージングを利用してディスプレイ全体を指紋リーダーにする特許を取得しており、これはまさにKuo氏がここで予測していたことだ。

ディスプレイパネルに複数のピンホールを設け、光学センサーを搭載するという、やや異なる実装方法も検討されているようです。しかし、クオ氏によると、この方法が採用される可能性は低いとのことです。

Appleは、保存されているユーザーの顔と別の顔が一致する確率は約100万分の1だと主張しています。一卵性双生児がシステムを欺くこともあり、Face IDのロック解除失敗とPIN入力を学習させることで、実質的に似ている2人の人物を識別できるようになる可能性があります。Touch IDは、他人の指紋でロック解除できる確率が5万分の1です。