ニール・ヒューズ
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空き容量不足のためiOSアップデートをインストールできないというユーザーからの長年の苦情を受けて、Appleはついに不十分な16ギガバイトのストレージ層をiPhoneのラインナップから排除した。
Appleは火曜日、エントリーレベルの16GB iPhone SEを低価格でラインナップに残すのではなく、同モデルを完全に廃止することを決定しました。これにより、最小サイズは32GBへと倍増しました。容量増加にもかかわらず、iPhone SEの開始価格は399ドルのままです。
この変更により、iPhone SEはiPhone 6sとフラッグシップモデルのiPhone 7と同等の容量となります。これらのモデルはいずれも32GB以上の容量を誇ります。実際、ジェットブラックと新しい(プロダクト)レッドのiPhone 7モデルは、最低でも128GBの容量を備えています。
iPhoneのストレージ容量をアップグレードできないことは、以前から一部のユーザーの間で論争の的となっており、低容量モデルを提供することでAppleは「ケチ」になっていると不満を訴えてきた。
2014年、AppleはiOS 8オペレーティングシステムにおけるiPhoneのストレージ容量の誤表示を理由に訴訟を起こされました。訴状では、Appleが8GBおよび16GBのデバイスで「予想外に大きな割合」のストレージ容量を使用していると主張していましたが、最終的に訴訟は却下されました。
32ギガバイト規格への取り組みは最近始まりましたが、すぐに完了しました。昨年9月に発売されたiPhone 7は、フラッグシップモデルに32ギガバイト以上のストレージを搭載した初めての機種となりました。
ほんの数年前まで、同社は一部の国際市場で8GBのiPhoneモデルを販売していました。しかし、低価格帯のiPhone 5cの販売終了に伴い、8GBモデルも廃止されました。
AppleのiPadラインナップでは、16GBのストレージ容量はすでに廃止されている。iPad mini 2は火曜日に廃止される前から、エントリーレベルのストレージ容量として32GBを搭載していた。
AppleのiOSデバイスの中で、内蔵ストレージ容量が32GB未満の機種はiPod touchだけです。このポータブルメディアプレーヤーは2015年に最終アップデートされましたが、現在も16GBの廉価モデルが199ドルで販売されています。
もちろん、約10年前に発売された初代iPhone(4GB)のストレージ容量からは程遠いものです。初代iPhoneの4GBモデルは、発売からわずか数か月後の2007年9月にあっさりと販売終了となり、ストレージ容量は8GBモデルのみとなりました。