マイキー・キャンベル
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ブルームバーグの報道によると、上級副社長のアラン・ブレナー氏は移行期間後にリサーチ・イン・モーション社を退社し、すでに退職している同社のBBMサービス担当副社長アリスター・ミッチェル氏に続くことになる。
これらの退任は、RIMが先週行った第4四半期の決算発表で、元共同CEOのジム・バルシリー氏、CTOのデビッド・ヤック氏、グローバルCOOのジム・ローワン氏が辞任した後に起こった。
ブラックベリーメーカーは、予想を大幅に下回ったことで四半期収益が前四半期比10億ドル減少し、現社長兼CEOのトーステン・ハインズ氏が今後の「定性ガイダンス」の発表を一時停止する事態に陥った。
RIMは、ハードウェアからソフトウェアとサービスへの重点転換を含む戦略的選択肢を検討していると報じられています。火曜日にリリースされた新しいクロスプラットフォームのBlackBerry Mobile Fusionソフトウェアは、BlackBerry端末だけでなく、iOSやAndroidデバイスも利用する企業顧客にモバイルデバイス管理を提供します。
しかし、RIMのグローバルセールス&リージョナルマーケティング担当マネージングディレクター、パトリック・スペンス氏が「自社の強みを活かし、ターゲットとする消費者セグメントを開拓したい」と述べたように、同社は消費者市場から完全に撤退するつもりはないようだ。その計画には、既に延期されているBlackBerry 10の発売に先立ち、現行のBlackBerry 7スマートフォンを積極的に活用して新規顧客を獲得することも含まれている。
RIMの元上級副社長アラン・ブレナー氏(左)
とBBMの副社長アリスター・ミッチェル氏(右)。| 出典:ブルームバーグ、クロスメディアNYC
携帯電話の売上が低迷したため、ブラックベリーの市場シェアは2011年第4四半期に前年同期比で14%減少し、世界のスマートフォン市場でのシェアはわずか8.2%にとどまった。
競合のAppleとAndroid端末メーカーは、モバイル市場をほぼ掌握し、今や重要な米国市場の約80%を占めています。RIMは、かつてはオンタリオ州ウォータールーに本社を置くAppleにとって最後の希望の砦の一つであった米国でさえ、Appleに業績で負けています。
ハインズ氏は、会社とその保有資産の売却は選択肢から外れているわけではないものの、RIMが目指す「主要な方向性」ではないと述べた。具体的なパートナーは発表されていないものの、合弁事業を検討していることは認めた。