iOS 17で更新されたテキスト拡大機能の使い方

iOS 17で更新されたテキスト拡大機能の使い方

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まだ小さな領域しか映っていないが、ルーペは拡大し、境界がはっきり見えるようになった。

iOS 17における改善点の中ではおそらく最も小さなものでしょう。しかし、Appleがテキストの拡大率を高め、より鮮明に表示できるようにしたことを考えると、それも当然と言えるでしょう。使い方は以下のとおりです。

これが iOS の機能であることにこれまで気づかなかったかもしれませんが、今年は Apple がルーペと呼ばれるものの特許を取得してから 10 年目になります。

実は、Appleがルーペを導入したのはずっと前のことです。ルーペとは、ユーザーの指のすぐ下にあるテキストを拡大表示するツールです。宝石商や芸術家が使う小さな虫眼鏡を意味する言葉にちなんで名付けられました。

iOS 17でルーペを使う方法

  1. iPhoneでウェブサイト、メール、その他のテキスト文書を開きます
  2. 単語または行を長押しします
  3. ルーペが表示されたら、線に沿って指をゆっくりと動かします
  4. 必要なことを読んだら手放しましょう

ルーペで表示されるテキストの拡大率が向上しただけでなく、以前は境界線さえ判別しにくかった部分が、今では全体がハイライト表示されるようになりました。さらに、ルーペのハイライトの色が、背景に関係なく鮮明に見えるように変更されたのも嬉しいですね。

左:iOS 16のルーペ。右:iOS 17では拡大率が上がり、境界線がはっきりしている

左:iOS 16のルーペ。右:iOS 17では拡大率が上がり、境界線がはっきりしている

これはiOSの機能の中でも最も使いやすい機能と言えるかもしれませんが、限界があります。ルーペに表示されるテキストは以前よりも大幅に大きくなりましたが、拡大されるのは依然としてテキストのごく一部です。

したがって、ほぼ確実に、続きを読むには指を押したままゆっくりと動かす必要があります。

しかし、そうすると必然的に複数の項目を同時に選択し始めてしまいます。さらに、指が画像の近くをかすめた場合、その画像は拡大されずに選択されてしまいます。

そうなると、いくつかの単語を拡大して見やすくする代わりに、ページ全体が選択されるようになり、他の部分を拡大する前にタップして選択を解除する必要があります。