HTCは、アップルの特許訴訟が事業に影響を与えていないと述べている

HTCは、アップルの特許訴訟が事業に影響を与えていないと述べている

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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米国際貿易委員会がアップルのHTCに対する特許侵害の申し立てを調査することに同意したという事実は、台湾の携帯電話メーカーであるアップルを動揺させていないと、同社の社長は金曜日に語った。

ロイター通信によると、HTCの最高経営責任者ピーター・チョウ氏は、同社がiPhone関連の特許20件を侵害しているとしてアップルから訴えられている訴訟は、同社の事業に影響を与えていないと語った。

「これはビジネスの一部だ」と周氏は記者会見で述べたと報じられている。「我々はこの問題に向き合い、皆で話し合う必要がある」

彼の発言は、ITCがAppleによるHTCの特許侵害申し立ての審査に同意した数日後に出された。Appleは、GoogleのAndroidモバイルOSを搭載した複数のデバイスを含むHTC製携帯電話の輸入と販売の禁止を求めている。

HTCは先週、この訴訟に対し正式に反論し、Appleの法的脅迫を受けても譲歩するつもりはないと述べた。特許侵害訴訟の中心となっているAndroidモバイルOSの開発元であるGoogleも、HTCを含むパートナー企業を支援すると表明している。

Appleの訴訟は、Googleを間接的に攻撃するものと広く考えられている。GoogleはHTCと緊密な提携関係にあり、Appleの訴状で具体的に挙げられているNexus OneとmyTouch 3Gの2機種を製造している。1月には、Nexus Oneのファームウェアアップデートにより、携帯機器のシステム全体でマルチタッチ機能が追加されている。

この法廷闘争は3月初旬、アップルがHTCを相手取り、iPhoneのユーザーインターフェース、基礎となるアーキテクチャ、ハードウェアに関する20件の特許を侵害したとして訴訟を起こしたことから始まった。