AppleInsiderスタッフ
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報道によると、アップルは、コンテンツ所有者が同社の新しいウェブテレビ構想に加入すれば、顧客データの宝庫を部分的に公開すると申し出た。これは、伝統的にパートナーとの情報共有をためらってきた同社にとって、大きな転換となる。
ニューヨーク・ポスト紙によると、コンテンツ所有者は「(アップルの)視聴者は誰で、何を視聴し、いつ視聴したか」に関するデータを受け取ることができるようになるという。また、アップルはテレビ局に対し、コマーシャルを流すかどうか、またいつ流すかの決定権を委ねたとも言われている。
「彼らはコンテンツ所有者により多くの意思決定を許可している」と情報筋は同誌に語り、提携協議の中でアップルは「何をしたいかはあなた次第だ」と言っていると付け加えた。
もしこれが事実なら、顧客との関係をコントロールし、保護することで知られるAppleにとって、驚くべき方針転換となるだろう。例えば、App Storeの開発者は、同様の顧客データにアクセスできないことについて、常に不満を訴えている。
以前の報道では、Appleはこのサービスの月額料金を30ドルから40ドルに設定していると報じられていましたが、ワシントン・ポスト紙は月額20ドル程度としています。コンテンツ所有者は、従来のケーブルテレビ事業者が支払う料金と同程度の料金を受け取ることになります。
Appleはディズニー、CBS、Fox、Discoveryとの契約を進めていると言われているが、NBCユニバーサルのチャンネルは含まれない。報道によると、AppleはNBCユニバーサルの親会社であるComcastによるTime Warnerの買収計画に「宙ぶらりん」になったと感じているという。AppleはTime Warnerとも同様のプロジェクトで提携していた。