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Apple Computer の Safari Web ブラウザの人気は今年も目覚ましい勢いで伸び続けており、最近の市場シェアの数字では過去 12 か月間で使用率が 75% 以上増加したことが示されています。
同じ期間に、MicrosoftのInternet Explorerの市場シェアは88%から84.70%へと3%以上下落しました。Safariのランキングで唯一上位にランクインしたブラウザであるFirefoxは、Internet Explorerの低迷から最も大きな恩恵を受けたようで、市場シェアは前年の7.38%から3%近く上昇し、10.05%となりました。
Safariの3.19%のシェアをバージョン別に見ると、AppleブラウザのMac OS X 10.3「Panther」版は1.14%、Mac OS X 10.4「Tiger」版は1.94%でした。Mac OS X 10.2「Jaguar」版のSafariユーザーは、インターネットトラフィックのわずか0.10%を占めています。
Safari ソフトウェア エンジニアのコメントからは、WebKit ベースのブラウザーが Nokia の S60 などの他のプラットフォームにも登場し始めることから、同ブラウザーの市場シェアは今年も引き続き拡大するはずだと推測されます。
S60 の新しいブラウザは、W3C の HTML 4.01、XHTML 1.0、CSS 1、2、3 (一部)、DOM 1、2、SVG-Tiny、ECMAScript、Flash Lite などの Netscape スタイルのプラグイン、オーディオなどの Web 標準を含む業界標準を幅広くサポートし、モバイル デバイスで完全な Web ブラウジング エクスペリエンスを実現します。
前述の市場シェアレポートによると、AppleのMac OS Xオペレーティングシステムがインターネットユーザーの間で徐々に人気を集めていることも示されています。2005年4月から2006年3月にかけて、ネットにおけるApple OSのユーザーシェアは3.52%から4.29%へと0.75%以上増加しました。
サファリ(タイガー)の市場シェア拡大。出典:ネットアプリケーションズ