クレイグ・フェデリギ氏は、iPadが「真に独特な体験」を得られるようになったため、iPadOSが開発されたと語る

Appleのクレイグ・フェデリギ氏はWWDC基調講演後のインタビューで、iPad専用の「iPadOS」がiPhoneの「iOS」から分離したのは、同社の他のプラットフォームとは「真に異なる体験」を提供するためだと語った。

Appleは、OSに関する発表の中で、iOSに大幅な変更を加え、その用途を明確化すると発表しました。iPhoneとiPadを単一のOSに統合し続けるのではなく、Appleはタブレット専用バージョンとしてiPadOSを立ち上げ、iOSよりも大きな画面サイズを活かした機能を豊富に提供しました。

「これは本当に独特な体験になりました」と、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長クレイグ・フェデリギ氏は月曜日にCNETに語った。「これはiPhoneの体験でも、Macの体験でもありません。この名前はそれを反映したものです。」

ノートパソコンではなくiPadを仕事に使うという意識の変化は、人々のタスク遂行の可能性を大きく広げました。フェデリギ氏は、iPadOSとiPadが従来のノートパソコンの代替品であるとは直接的には言及していませんが、新OSのリリースによって「iPadが最適なソリューションだと言える領域が拡大した」と示唆しました。

コンピューティングのニーズについて尋ねられたフェデリギ氏は、仕事ではiPadとMacの両方を使用していると答えました。彼は両方のプラットフォーム向けのソフトウェアを開発するチームを率いているためです。個人的な面では、iPadを使う時間が増えているとフェデリギ氏は認めています。