アップルは早ければ2018年にウェアラブルにマイクロLEDを採用する可能性

アップルは早ければ2018年にウェアラブルにマイクロLEDを採用する可能性

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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ある報道によると、Appleは早ければ来年にもApple WatchなどのウェアラブルにマイクロLEDディスプレイを採用する可能性がある。

「アップルはマイクロLED技術の育成に非常に力を入れている」と、日経新聞がディスプレイ業界に詳しいと報じた幹部筋は述べた。「早ければ来年にも、新しいディスプレイ技術の採用を推進する可能性がある」

関係者は、マイクロLED技術がまだ初期段階にあり、生産における歩留まりが低いことを踏まえると、現在マイクロLEDを搭載した製品を発売できるのはAppleだけだろうと示唆した。Appleは2014年5月にマイクロLED企業LuxVueを買収した。

台湾・桃園にあるクアルコムの旧工場が、Appleの開発プロセスに重要な役割を果たしているという噂がある。これは、同工場が将来の製品開発に向けた評価のためにマイクロLEDスクリーンを少量生産しているという5月の報道と一致する。

日経新聞の2人目の情報源であるアップルのサプライチェーン幹部は、同社がマイクロLEDを採用しているという主張を裏付けたが、具体的な時期については明らかにしなかった。

これまでApple WatchはすべてOLEDディスプレイを採用してきましたが、コストと生産規模の問題により、他のApple製品では採用されていないディスプレイ技術です。「iPhone 8」は、Apple Watch以外で液晶ディスプレイを廃止する最初のデバイスとなるはずです。

Appleが発表するマイクロLED搭載ウェアラブルのもう一つの可能​​性として、噂されている拡張現実(AR)グラスがあります。この製品の発売はまだ先になると思われますが、新しいiOS開発ツールセット「ARKit」が足掛かりとなるかもしれません。