ケイティ・マーサル
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アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は、ネットブック分野にすぐに参入する計画を否定しているが、ネット上の新たな発見は、ポケットサイズのデバイスとノートパソコンの中間のソリューションを備えた謎のデバイスの存在を示唆している。
同社は社名を明かすことを控えているものの、このハードウェアのディスプレイ解像度はiPhone 3Gの480×320と13インチMacBookの1280×800の中間程度であると明言している。デバイス名自体も非公開となっている。
このような範囲は異例に広いものの、Appleの従来のラインナップと比較すると、潜在的なデバイスは依然として宙ぶらりんの状態です。ほとんどのディスプレイメーカーがワイドスクリーンLCDを採用しているため、Appleの両極端の中間に位置するPCメーカー以外で最も一般的な選択肢は、800x480と1024x600です。前者の解像度はネットブックと超高解像度のハンドヘルドの両方で使用されており、後者は現在主にネットブックで使用されています。どちらの解像度も、それ自体では明確な指標にはなりません。もう1つの選択肢である720x480は、一部のハンドヘルドやDVDで使用されています。
しかし、ジョブズ氏のコメントやアップルで開発中の既知のプロジェクトは、この未知のデバイスが、実現不可能と判明して同社が頻繁に棚上げする試作品の一つとしてではなく、実際に製品化されるかどうかで、アップルの最終的な方向性を示唆するかもしれない。
ジョブズ氏自身は、ネットブックに早くから飛びつくことの重要性を軽視しており、基本的なウェブ閲覧、チャット、電子メールに頼るミニポータブルの多くの機能に対して、iPhone は「かなり良いソリューション」だと述べている。
また、AppleInsiderは、カリフォルニア州クパティーノに本社を置く電子機器メーカーが、iPhoneやiPod touchよりもコンピュータに近い機能と広い画面面積を備えた、より大型のマルチタッチタブレットの開発を続けていると確信している。当初発表されていた発売時期を過ぎて以降、このデバイスにどのような変更が加えられたのかは不明だが、当初発表されたハードウェアはiPhoneよりも約50%大きく、その余裕分をソフトウェア機能の追加に充てる可能性があるとされている。