JPモルガン:「iPhone 6」のディスプレイ不足は販売や発売に「影響なし」

JPモルガン:「iPhone 6」のディスプレイ不足は販売や発売に「影響なし」

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iPhone 5sと組み合わせた、4.7インチと5.5インチのiPhone 6のモックアップ。出典:TechSmartt、YouTubeより

Appleの次世代iPhoneのディスプレイに後期問題が発生することで、同端末の発売が遅れたり、供給が著しく制限されたりする可能性があるとの噂が相次いだが、少なくとも1人のウォール街のアナリストは、その問題がたとえ実際に存在したとしても、いわゆる「iPhone 6」の発売に重大な影響は及ぼさないだろうと示唆した。

「これは、発売日やデバイスの売上には全く影響がない、典型的なサプライチェーン終盤の出来事のように思えます」と、JPモルガンのアナリスト、ロッド・ホール氏はAppleInsiderに提供された月曜朝の投資家向けメモに記した。「もしこれが事実であれば、初期の供給は多少遅れる可能性があると考えていますが、秋のiPhone販売台数に影響が出る可能性は低いと考えています。」

ロイター通信は先週、Appleのサプライヤーが発売に向けて「十分な数の画面を準備しようと奔走している」と報じた。2つの問題――1つはバックライト技術に関する問題、もう1つは「主要部品」に関する問題とのみ言及されている――が、Appleの計画に深刻な影響を与える可能性があると指摘された。

当時、これらの問題により「発売が遅れたり、当初顧客に提供される携帯電話の数が制限されたりする可能性がある」かどうかは「不明」だったと、同メディアは伝えた。

ロイターのこれまでの報道について言えば、同紙は昨年、AppleのRetinaディスプレイ搭載iPad miniは供給制約のため2014年まで発売されない可能性があると報じていました。もちろん、この報道は誤りでした。高解像度のiPad miniは昨年問題なく発売されたからです。

Appleの新製品発表前の恒例となっているように、「iPhone 6」は発売延期の噂が数多く流れている。その多くは、5.5インチの「ファブレット」モデルが延期される可能性に関するものだ。ファブレットモデルは計画通り発売される見込みだが、9月9日に予定されていると噂されている特別メディアイベントには登場しない可能性がある。

Appleは次期iPhoneを4.7インチと5.5インチの2種類の画面サイズで発売すると予想されています。同社が例年の発売パターンを踏襲すれば、「iPhone 6」は発表から2週間後の金曜日に発売されることになります。今年は9月19日です。