ロジャー・フィンガス
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アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は火曜日の決算発表の電話会議で、IBMは社内のMac導入プログラムから大きな利益を得ており、Windows PCと比べてMac1台あたり約270ドルを節約していると述べた。
IBMはすでに3万台以上のMacを流通させており、毎週約1,900台を追加しているとクック氏は述べた。このコスト削減は、サポートコストの削減によるものだという。
IBMは今月初めのJAMFカンファレンスで、Macユーザーのうちヘルプデスクサポートを必要としているのはわずか5%であるのに対し、Windowsユーザーでは40%に上ると主張した。同社はMac導入に初期費用は高いものの、効率化と技術サポート要員の削減によりコスト削減を見込んでいる。
7月には、2015年末までにIBMで約5万台のMacBookを導入する計画が発表された。最終的には15万台から20万台に達する見込みだ。
かつてはライバル関係にあったAppleとIBMは、2014年夏にiOSベースのアプリやプラットフォームをエンタープライズ市場に販売するための共同のMobileFirstプログラムを立ち上げて以来、深い関係を築いてきた。