カスパー・ジェイド
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アップルコンピュータの最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ氏は、ウォルト・ディズニー社に対し、ディズニーの取締役としての新たな役職に対する報酬を支払わないよう要請した。
ジョブズ氏は今年初め、ディズニーによるピクサー・アニメーション・スタジオの74億ドルでの買収に伴い取締役会に加わった。買収の際にはジョブズ氏は会長兼最高経営責任者を務めていた。
ジョブズ氏がリーダーシップに対する報酬を受け取らないよう要請したのは、驚くべきことではない。アップルの最高経営責任者(CEO)としての彼の年間報酬はわずか1ドルだ。(この1ドルの給与は、ジョブズ氏が家族の健康保険に加入できるようにするために支払われている。)
アップルは先週、内部調査の結果、ジョブズ氏へのものも含め、1997年から2001年の間に発行されたストックオプション付与に不正があったことが判明したことを明らかにした。
同社によれば、助成金はその後取り消され、ジョブズ氏は金銭的利益を受け取っていないという。