ニール・ヒューズ
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ウォール街のアナリストらは、アップルの火曜日の収益報告は基本的に何の出来事もないと予想している。株価が急騰するほど深刻なものではないが、株価が大幅に下落するほど悪い内容でもないからだ。
パイパー・ジャフレーのジーン・マンスター氏は、アップルの4-6月期決算を概観し、投資家に対し、期待が低いことから火曜日の決算発表は「ほぼ中立的なイベント」になる可能性が高いと述べた。マンスター氏は、ウォール街はアップルが4-6月期決算で前年同期並みの業績を発表し、翌9-10月期の売上高は約5%減少すると予想していると考えている。
一方、コーウェン・アンド・カンパニーのアナリスト、ティモシー・アーキュリ氏も、アップルの4-6月期決算について「素晴らしいとは言えないが、十分に良い」と予測するメモを発表した。アーキュリ氏は、投資家は現在ネガティブな見通しを抱いているものの、それが「将来に対する慎重ながらも楽観的な見方」に変わると見ていると指摘した。
パイパー・ジャフレーによると、ウォール街のコンセンサス予想では、Appleの4-6月期売上高は422億ドル、粗利益率は37.9%となっている。市場予想では、AppleのiPhone販売台数は約4,000万台、iPadは910万台、Macは440万台とされている。
9月期に向けて、市場コンセンサスはAppleの売上高460億ドル、粗利益率38.3%を予想しています。同四半期のiPhone販売台数は4,310万台と予想されています。
パイパー・ジャフレーは、第4四半期の売上高を423億ドル、粗利益率を38%と市場予想を上回り、市場予想をわずかに上回っています。一方、コーウェン・アンド・カンパニーは売上高418億ドルと市場予想を下回っています。
Appleは火曜日の市場終了後、2016年度第3四半期決算を発表します。アナリストおよび報道関係者向けの決算説明会は、太平洋標準時午後2時(東部標準時午後5時)に予定されており、AppleInsiderではこのイベントの模様を完全ライブでお届けします。