サム・オリバー
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パーラ・ヘイニー=ジャーディンとリサ・ジョブズ|出典:ハリウッド・レポーター
ハリウッドのスーパースター、ナタリー・ポートマンがこの役を断ったと伝えられているが、ダニー・ボイル監督は、気まぐれな元アップルCEOの伝記映画で、スティーブ・ジョブズのかつて疎遠だった娘リサ役に、比較的無名の女優パーラ・ヘイニー=ジャーディンを選んだと報じられている。
もしこれが事実なら、 『キル・ビル Vol.2』と『スパイダーマン3』での脇役で知られるヘイニー=ジャーディンが、マイケル・ファスベンダー、セス・ローゲン、ケイト・ウィンスレット、ジェフ・ダニエルズらと共にこのプロジェクトに参加することになる。ヘイニー=ジャーディンの参加は、ハリウッド・レポーター誌が最初に報じた。
ジョブズの娘の役は、この映画の中で最も重要な役の一つと言われており、脚本家のアーロン・ソーキンはリサを映画の「ヒロイン」と呼んでいるほどだ。ファスベンダーがスティーブ・ジョブズ、ローゲンがアップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアック、ダニエルズがジョブズを会社から追い出した幹部ジョン・スカリーを演じるアンサンブルキャストの中で、ヘイニー=ジャーディンにとってその期待に応えるのは至難の業となるだろう。
ウィンスレットの役柄は未だ不明。イギリス人女優キャサリン・ウォーターストンがリサの母親クリスアン・ブレナン役で出演が決まっており、他の女性役については不明だが、元アップル広報責任者のケイティ・コットンとジョブズの妻ローレンが出演する可能性が高いようだ。
火曜日には、カナダのエンターテインメント複合企業エンターテインメント・ワンによる、同映画の製作会社マーク・ゴードン・カンパニーの買収も報じられた。ハリウッドの大手企業が撤退し、元のスタジオであるソニーが計画を転換させるなど、長らく苦境に立たされてきた同製作会社は、数ヶ月にわたる不透明感の後、ようやく正しい方向へ向かっているように見えるため、この買収はジョブズ氏に影響を与える可能性は低いだろう。