アップルの求人件数急増はデザインへの新たな重点を示唆

アップルの求人件数急増はデザインへの新たな重点を示唆

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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ここ数カ月、Apple ではデザイナーの求人が異例の増加を見せており、これは大規模な新プロジェクトへの取り組みやデザインへの新たな重点化を示唆している可能性がある。

アップルの求人情報を追跡する新しいデータ駆動型ウェブ出版物であるThinknumが集めた統計によると、他の公開されている多数の指標の中でも、クパチーノのテクノロジー大手におけるデザイナーの新規ポジションの数は10月以来着実に増加している。

上のグラフに見られるように、デザイン関連職種の新規求人数は1月12日に70件のピークに達しました。これは、2016年半ばまで遡る平均40件以下から大幅に増加したことを示しています。2016年4月から2017年10月までの間、新規デザイン職種の求人数は最高49件、最低22件を記録しました。後者は昨年8月に発生しました。

Appleは常に有望な新入社員の探りを入れていますが、最近デザイナーへの関心が高まっているのは異例のことです。Thinknum過去24時間に投稿された関連求人を分析した結果、プロダクトマネージャー、モーションサイエンティスト、プロダクトマネージャー、光学エンジニア、タッチASICデジタルアーキテクト、iPhoneシステムエンジニア、Siriエンジニア、iPhoneプロダクトマネージャー、プラスチックツールエンジニア、プロトタイプiOSエンジニアといった職種が見つかりました。

「しかし、これだけは知っておいてください。Appleは、iPhoneに関連する将来の製品のために、これまで以上に多くのクリエイティブな人材を雇用しているのです」とThinknumの発行者、ジョシュア・フルーリンガー氏は書いている。

同誌は、募集されているデザイナーやエンジニアの「多く」が同社のアップルパークキャンパスで働くことになると指摘している。アップルは現在、主要チームをインフィニットループキャンパスから新施設に移転するプロセスを進めており、従業員は引き続きiPhoneやMacといった主力製品の開発に取り組むことになる。

デザイン関連の新規ポジションの急増が、Appleの将来の野望にとって具体的に何を意味するのかは不明です。単なる憶測ではありますが、この増加は新たな製品カテゴリーへの取り組みを示唆しているのかもしれませんし、あるいは既存の製品ラインを改良するグループを強化するための計画的な増員なのかもしれません。いずれにせよ、同社のデザインとエンジニアリング部門は今後拡大していくでしょう。