ケイティ・マーサル
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アメリカ国内
クパチーノを本拠地とする同社は、全米で合計101万台以上のシステムを出荷したと言われており、これは32.5%の成長と米国PC市場の6.6%のシェアを占め、昨年の同じ3か月間の76万2000台と5.2%のシェアから増加している。
ガートナーは、小売市場での好調な業績に加え、アップルがプロフェッショナル市場でも順調な成長を示した兆候があると述べた。
米国のパソコン出荷台数は、2008年第1四半期に合計1,520万台に達したが、消費者が不況と世界経済の弱体化を懸念して支出を抑制したため、前年同期比でわずか3%の増加にとどまった。
「市場は四半期後半に圧迫感を感じている兆候が見られます」と、ガートナーのクライアントコンピューティング市場グループの主席アナリスト、ミカ・キタガワ氏は述べています。「米国市場は軟化しており、これが価格下落圧力を加速させ、2008年の残りの期間における競争をさらに激化させる可能性があります。」
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明るい材料の一つはノートパソコンで、PCの緩やかな成長を牽引した。「消費者心理は低下しているものの、モバイルPCの堅調な成長が示すように、米国の消費者はモバイルPCの購入をためらっていません」とキタガワ氏は述べた。「この成長は、積極的な値下げも一因となっています。」
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Appleの競合企業としては、Dellが米国でのリードを広げ、販売台数477万台で市場シェアは31.4%に達した。これは2007年第1四半期の27.9%、販売台数412万6000台から増加している。
一方、HPは第2位を維持したものの、2003年のコンパックとの合併以来、前年比で最低の成長率(-0.2%)を記録した。アップルをわずかに上回り第3位となったのはエイサーで、138万9000台のシステムを出荷して市場シェア9.1%を獲得したが、これは2007年比で18.3%の減少となった。
全世界
アップルは世界のパソコンメーカー上位5社に入らなかったため、そのシェアは東芝の4.3%を下回った。
首位はヒューレット・パッカードで、第1四半期に世界シェアが前年同期の17.5%から17.5%増加し、18.3%にまで拡大し、リードを広げました。一方、デルは2四半期連続で2桁成長(21.8%)を記録し、シェアは14.9%となりました。エイサーと東芝はそれぞれ9.5%と6.7%のシェアでこれに続きました。