アンバー・ニーリー
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アレクセイ・ナワリヌイ |画像クレジット: Evgeny Feldman / Novaya Gazeta
ロシアの監視機関ロスコムナゾールは、グーグルとアップルの両社に対し、野党指導者アレクシ・ナワリヌイ氏のアプリをApp StoreとGoogle Playストアの両方から削除するよう要求した。
ロシア連邦通信・情報・技術監督庁(RKN)は、「ナワリヌイ」という名称が、反汚職財団(FBK)の過激派活動を促進するために利用されていると示唆している。FBKは、ナワリヌイ氏が2011年に設立した非営利団体である。
2021年6月、FBKはモスクワ市裁判所によって過激派組織に指定され、解散させられた。
「ロスコムナゾールは、ナワリヌイ氏のアプリケーションをアプリケーションストアから削除するよう要請した」とロスコムナゾールはインターファクス通信に語った。
「上記の付属文書は過激派組織の活動を継続するために使用されている」とRKNは述べた。
さらに、ロシアはnavalny.com、free.navalny.com、fbk.infoなど、FBKの活動に関連する数十のサイトを禁止した。
ロシアは最近、独占禁止法違反を理由にAppleに1,200万ドルの罰金を科し、同社がモバイルアプリ市場における支配的地位を乱用していると主張した。また、ロシアはAppleに対し、App Storeからアプリを拒否する権利を付与するポリシー条項を削除するよう命じた。
Appleは、2021年4月1日に施行された法律に準拠するため、ロシアで販売およびアクティベートされるiPhoneおよびその他のAppleデバイスに必須のアプリをプリインストールすることに同意した。この合意により、iPhoneとiPadには、ロシアの開発者が制作したアプリの選択肢を提供する画面がユーザーに表示されることが義務付けられる。