iPadとiPhoneアプリのサイドローディングがApple Silicon Macに復活、だが長くは続かないだろう

M1 搭載 Mac の所有者は、iPhone および iPad アプリを再びサイドロードできるようになった。Apple は理由は不明だが、こうしたアクティビティを阻止していたサーバー側のブロックを解除した。

Appleは金曜日、サーバー側の保護機能を導入し、iOSおよびiPadOSアプリのサイドロード（ユーザーがモバイルデバイスで購入したアプリをApple Silicon Macにインストールするプロセス）を阻止しました。このブロック機能の追加により、開発者がiPhone版およびiPad版アプリをMac App Storeで提供できないようにするための制限をユーザーが回避できなくなりました。

開発者がmacOSおよびモバイルOSでの実行を許可したアプリは、これらの変更の影響を一切受けません。サービス側の変更は、ユーザーが所有するiPhoneまたはiPadから抽出され、Macで実行されるIPAファイルにのみ適用されます。

火曜日にはサーバー側の変更が解除され、アプリのサイドロードが再び可能になったことをユーザーはすぐに知りました。これは一時的なものに過ぎないかもしれません。Apple側には、ブロックを復活させ、ユーザーにモバイル版ではなくMac App Store認定版をダウンロードさせる動機があるからです。

この変更は火曜日の朝、9to5Macによって発見されました。AppleInsiderも別途、この手順が再び機能していることを確認していますが、長くは続かないと思われます。

サーバー側の変更が初めて発生した際、ユーザーは新規アプリのインストールができなくなりましたが、既にダウンロードまたはインストールされているアプリには影響がないことが判明しました。ユーザーにとって、これはMac App Storeで現在入手できないアプリのiOS版およびiPadOS版をMacにインストールできる短い機会となります。

今のところ、サイドロードされたアプリは正常に動作し続けています。サーバー側のブロックが復活した後、あるいはAppleがmacOSを再度アップデートした後も、サイドロードされたアプリが正常に動作し続けるかどうかは不明です。