ニール・ヒューズ
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パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は以前の声明で、iPod中心のイベントにおける最大のニュースはスティーブ・ジョブズ氏の登場だと述べていたが、今週水曜日にはApple TV関連の発表があるだろうと確信していると述べた。マンスター氏は、Appleのオンラインストアでは40GBモデル(229ドル)の発売に1~2週間待ちとなっていると指摘した。マンスター氏は、2007年3月の発売以来、Apple TVの発売が遅れたことはないと述べている。同アナリストは、160GBモデルがまだ販売されているため、Appleは40GBモデルを段階的に廃止するか、新製品発売前に在庫を売り切るのではないかと推測している。
「同社はおそらく40GBモデルを段階的に廃止し、160GBモデルの価格を下げるだろうと我々は考えている」と同氏は述べ、「しかし、ハードウェアは2年以上同じままであることを考えると、新モデルが登場する可能性はある」と語った。
マンスター氏は、Apple TVのメジャーアップグレードが来週発表されるとは考えていない。なぜなら、そのような発表はコンテンツプロバイダーとの交渉が必要となるサブスクリプションサービスと同時期に行われると予想しているからだ。数週間前、マンスター氏はAppleがiTunesの番組サブスクリプション機能と、おそらくDVR機能を備えた新しいApple TVの開発に取り組んでいるとの見解を改めて表明していた。
「新たなコンテンツに関する交渉が終わる可能性は低い」と彼は語った。
しかし、Apple TV のハードウェアの古さを考慮して、メディア中心のイベントで「ワイルドカード」として新しいラインナップを発表する可能性を排除しないとマンスター氏は述べた。
マンスター氏はさらに、Appleが2~5年以内に本格的なテレビを発売するとの確信を改めて表明した。同氏によると、そのようなデバイスにはDVRとホームメディア機能が内蔵され、Mac、iPhone、iPodとワイヤレスでコンテンツを同期できるようになるという。また、AppleのテレビではiPhoneやiPod touchをワイヤレスコントローラーとして利用し、ゲームをプレイすることもできるという。
「このようなデバイスは、競争の激しい低価格テレビ市場の中で、プレミアム価格帯で販売されるだろう」と同氏は述べた。「ホームエンターテインメントをシンプルにし、消費者の悩みを解決するソフトウェアによって、アップルは差別化を図ることができると確信している」