AppleInsiderスタッフ
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最近シンギュラーを買収した無線通信事業者AT&Tは、アップル社の次期iPhoneを一般消費者だけでなく企業顧客にも販売する準備を進めていると報じられている。
しかし、アナリストたちはこの動きについて意見が一致していない。彼らはこれを大きな間違いだと指摘している。
AT&Tが企業顧客向けにこの携帯電話を販売する計画を発表した場合、「我々は反対するだろう」とガートナーのアナリスト、ケン・デュラニー氏は述べた。「我々は直ちに顧客に、それは非常に重大な間違いだと伝えるだろう」
デュラニー氏は、端末メーカーがどこであろうと、携帯電話開発への最初の進出であれば、法人顧客は明確な姿勢を示すべきだと主張する。「携帯電話の開発は最も難しい仕事の一つです」と彼は語った。
ガートナーのアナリストは、ビジネスユーザーはiPhoneのその他の様々な欠点にも注意すべきだと指摘する。例えば、物理キーボードがないため、運転中に電話をかけるのが難しいと指摘する。また、このデバイスはMac OS Xのクローズドバージョンで動作するため、企業は自社のアプリケーションをこのデバイスに拡張することができない。
さらに、iPhoneにはユーザーが交換できるバッテリーが搭載されていないとデュラニー氏は述べた。
「それがないのに買うなんて愚かだ」と彼は言った。