マイキー・キャンベル
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アップルがiPhone 4Sの国際展開を続ける中、韓国の通信事業者KTとSKテレコムによる新型端末の販売台数は、金曜日に予約注文が開始された時点で合計20万台に達したが、予想外のアクセス過多により両社のウェブサイトが一時ダウンしたと地元ニュースサイト朝鮮日報が報じている。
韓国におけるiPhone 4Sの初日販売台数は、サムスン電子のGalaxy S IIの台数を上回った。Galaxy S IIは4月の発売後、世界中で300万件の予約注文があったにもかかわらず、韓国では3日間でわずか12万台しか売れなかった。アップルの最新端末に対する記録的な需要は、2010年8月に同地域で13万台だった前世代のiPhone 4の予約注文を上回った。
サムスンは、iPhoneメーカーであるアップルとの世界的な特許争いの一環として、韓国におけるアップル製品の販売を差し止める仮差し止め命令を申し立てるかどうかを依然として検討している。Galaxy端末メーカーであるサムスンは、3G規格の特許をめぐり、多くの国際裁判所でアップルを提訴しており、欧州委員会は独占禁止法違反の可能性を理由にサムスンを調査するに至っている。
最近、韓国はゲームレーティング委員会からの苦情を受けて、約2年間続いたiOSゲームの禁止措置を解除しました。その後、ローカライズされたApp Storeが開設され、ユーザーは海外のiTunesアカウントを介した回避策を講じることなく、iOSコンテンツにアクセスできるようになりました。
アジアの他の地域では、香港でiPhone 4Sの予約注文が発売開始から10分で完売したと報じられています。タイコンデロガ証券のアナリスト、ブライアン・ホワイト氏は、この圧倒的な需要をAppleにとって中華圏における「非常に明るい兆候」と捉え、中国本土では12月にiPhone 4Sが販売開始されるだろうと予想しています。
iPhone 4Sは、韓国と香港のほか、アルバニア、アルメニア、ブルガリア、エルサルバドル、ギリシャ、グアテマラ、マルタ、モンテネグロ、ニュージーランド、パナマ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニアでも11月11日に出荷される予定。