AppleInsiderスタッフ
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出典:ホワイトハウス
ポリティコの報道によると、バラク・オバマ大統領は木曜日、アップルのCEOティム・クック氏を含む多数のIT企業幹部や公民権運動指導者らと会談し、最近の重要な問題である政府の監視活動について話し合った。
関係筋がPOLITICOに語ったところによると、この会合は非公開で行われ、政府の監視問題に関する今週2度目の高官協議となった。ホワイトハウスは、出席者と同様に、会合で話し合われた議題の公表を拒否した。
クック氏には、AT&Tのランドール・スティーブンソンCEO、Googleのチーフ・インターネット・エバンジェリストで伝説的なコンピュータ科学者のヴィント・サーフ氏、そしてパブリック・ナレッジのジジ・ソン社長が同席した。関係者によると、さらに民主主義技術センターの代表者も出席した。
匿名のホワイトハウス補佐官によれば、この会合は政府の対テロ政策と個人のプライバシーのバランスを取ろうとするより大規模な取り組みの一環とみられている。
「これは、国家安全保障を守りながらプライバシーを尊重する方法も含め、デジタル時代にプライバシーを最もよく保護する方法を巡る全国的な対話を行うよう大統領が指示したことを受けて、政権が専門家や利害関係者と行っている数多くの協議の一つだ」と関係者は述べた。
木曜日の会合は、オバマ大統領が産業界のリーダー、特にクック氏に政策に関する意見を求めたのは初めてではない。2012年には、大統領はクック氏と他の数人の企業幹部を招集し、いわゆる「財政の崖」について議論した。