ウェズリー・ヒリアード
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グーグルとマイクロソフト、コロナ禍での採用急増を受け従業員を解雇
大手テクノロジー企業による大規模な人員削減はまだ続いており、今後数週間のうちにマイクロソフトは1万人、グーグルは1万2000人の従業員を削減する予定だ。
パンデミック中に採用が急増した後、多くのテクノロジー企業は景気減速を相殺するため、従業員を大量に解雇している。アップルでさえもその結果として採用の減速を発表したが、他の企業はより抜本的な対策を講じている。
グーグルとマイクロソフトは、それぞれ1万2000人と1万人の従業員を解雇する計画を発表した。両社は、インフレとコロナ後の通常状態への回帰を理由に挙げている。
CNNの報道によると、マイクロソフトにとってこれは全従業員の約5%に相当します。同社は第2四半期に、退職費用、リース統合、ハードウェアポートフォリオの変更に関連して12億ドルの費用を計上する予定です。
「私たちは大きな変化の時代を生きています。顧客やパートナーと会う中で、いくつかのことが明らかになっています」と、マイクロソフトのCEO、サティア・ナデラ氏は書いている。「まず、パンデミック中に顧客のデジタル支出が加速したのを見てきましたが、今ではより少ないリソースでより多くの成果を上げるために、デジタル支出を最適化していることがわかります。」
USA Todayの報道によると、グーグルの人員削減は全従業員の約6%に相当する。声明によると、削減対象はアルファベット全体、製品分野、機能、階層、地域にわたる。
「これは、私たちが一生懸命に雇用し、一緒に働くことを愛してきた、非常に才能のある人たちと別れを告げることを意味します。深くお詫び申し上げます」と、GoogleのCEO、サンダー・ピチャイ氏はブログ投稿で述べた。「これらの変更がGoogle社員の生活に影響を与えるという事実は、私にとって重くのしかかるものであり、私たちをここに導いた決定に全責任を負います。」
これらのレイオフは、他の企業による大量解雇のリストに加わる形となる。Amazonは、このリストが完了するまでに1万8000人のレイオフを実施する予定だ。Facebookは第一弾として1万1000人の人員削減を予定しており、さらに人員削減が続くと予想されている。