ニール・ヒューズ
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アップルなどのデバイスを製造するフォックスコンの第1四半期の売上高は19%減少した。この減少は主にiPhoneの売上減少によるものだと報じられている。
ロイター通信によると、鴻海精密工業(フォックスコン)の1~3月期の売上高は8,089億7,000万台湾ドル(約2兆6,000億円)だった。水曜日に発表された報告書では、前年同期比19%の減少は「iPhoneの需要低迷」が原因とされている。
このレポートでは、KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が引用されており、四半期ごとの減少は予想されていたものの、前年同期比での減少は予想されていなかったと示唆している。フォックスコンの売上高の最大70%は、Appleの人気製品であるiPhoneとiPadの組み立てによるものと推定されている。
「これは鴻海の収益がアップルに大きく依存していることを示しており、iPhoneの受注は予想以上に減少した」とクオ氏は述べた。
このニュースは、Appleの次期四半期決算が期待外れになる可能性があるとの憶測をさらに強めるだろう。同社は4月23日に1~3月期の決算を発表する予定だ。
アップルを巡る悲観論が高まる中、一部の市場関係者は、同社が2013年度第2四半期の業績予想を下回る可能性があると予測している。これを受け、一部のアナリストは目標株価を引き下げ、主要株主は保有するiPhoneメーカー株の一部を売却した。