アップル、iPodの搾取工場疑惑に関する監査を開始

アップル、iPodの搾取工場疑惑に関する監査を開始

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アップルコンピュータはロイター通信に対し、同社のデジタル音楽プレーヤー「iPod」を生産するフォックスコンの中国製造工場の「徹底的な監査」を開始したと語った。

この調査は、ロンドンの新聞「メール・オン・サンデー」が、E3工場の労働者が不当な扱いを受け、劣悪な労働環境下での労働を強いられていると示唆した記事をきっかけに始まった。

「アップルは中国龍華市にあるフォックスコンの製造工場の徹底的な監査を開始した」とアップルの広報担当スティーブ・ダウリング氏は述べた。

監査は「従業員の労働・生活環境、従業員と管理者への聞き取り、残業や賃金規制の遵守、そしてアップルのサプライヤー行動規範の遵守を保証するために必要なその他の分野」に重点を置くとダウリング氏は付け加えた。

アップルが先週約束した調査の詳細を公表したのは月曜日が初めてだった。

一方、フォックスコンは不正行為を否定している。

同社の広報担当者は月曜日、メール紙の報道内容と真実の間には「大きな食い違い」があると述べ、フォックスコンに対する「悪質な攻撃」だと述べた。

台湾のコンピューター・電子機器メーカーは、「自社の雇用慣行は深セン市労働監督部門の要件に完全に準拠している」と主張している。