AppleInsiderスタッフ
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新しい MacBook は今年後半まで発売されないと予想されているが、サプライチェーンに関する新たなレポートによると、Apple が全面的に刷新されたノートブックのデザインに向けて準備を進める中、主要部品サプライヤーの 1 社が Apple に部品を送っているという。
中国紙「コマーシャル・タイムズ」によると、ノートパソコン用ヒンジメーカーのJarllytecは先月、新型13インチMacBook用の金属射出成形ヒンジをAppleに出荷し始めたという。Appleのこうした準備のおかげで、5月の売上高は前年比107.2%増加したとされている。
Jarllytec 社はまた、2016 年第 3 四半期 (7 月から 9 月) に新しい 15 インチ MacBook Pro 用の金属射出成形ヒンジを出荷する準備を進めているとも言われています。
ヒンジは、言うまでもなく、ノートパソコンの耐久性において非常に重要な部品です。MacBookのキーボードとプロセッサコンポーネントをRetinaディスプレイに繋ぎ、持ち運びやすさを考慮したクラムシェル型デザインを実現しています。Appleは2016年モデルのノートパソコンでヒンジを再設計し、薄型化を実現しながらも耐久性を維持したとされています。
これまでの噂では、Appleの刷新されたMacBook Proラインナップは、ホリデーシーズンに間に合うように2016年後半に発売されると言われています。つまり、Jarllytecからの出荷は、新型ノートパソコンの発売が間近に迫っていることを示すものではないということです。
注目すべきは、Apple が来週、毎年恒例の世界開発者会議を開催する予定だが、同イベントはソフトウェアに重点を置くと予想されており、ハードウェアのアップグレードは今年後半まで待たされる可能性が高いということだ。
KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏によると、AppleのMacBook Proモデルは、現行MacBookのファンクションキー列に代わるタッチセンサー付きOLEDディスプレイを搭載し、デザインが刷新される予定だ。また、このノートブックの刷新により、Macに初めてTouch IDによる安全な指紋認証が導入されると予想されている。
昨年の12インチMacBookと同様に、新型Proモデルは高速USB-C接続を採用すると予想されています。また、先月オンラインでリークされたMacBook Proの筐体と思われる写真によると、Appleが充電にUSB-Cを採用し、MagSafeコネクタを廃止する可能性もあります。