ウィリアム・ギャラガー
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アップルは、拡大を続ける健康専門家チームに2人目の著名な心臓専門医を加えた。これは、昨年アップルウォッチに心電図機能を搭載したことに続き、同社が心臓の健康の進歩に引き続き注力していることを示している。
CNBCによると、Appleは健康問題に重点を置くチームにデビッド・ツァイ博士を採用したとのことです。ツァイ博士は以前、コロンビア大学メディカルセンターで心臓病学の教授を務め、心臓電気生理学の担当医を務めていました。それ以前は、ニューヨーク・プレスビテリアン病院で副最高変革責任者としてデジタルプロジェクトに携わっていました。
Appleはこの人事を正式に認めていないが、ツァイ氏のLinkedInプロフィールには9月に正式に入社したことが記載されている。役職名は記載されておらず、勤務先はApple Healthとのみ記載されている。
CNBCは、医療チームに詳しい人物の話として、ツァイ氏が今月から新たな役割に就いたと報じている。
ツァイ氏は、ワシントン大学で勤務した後、2018年にアップルに入社したアレクシス・ビーティー氏に続き、チームに加わった2人目の著名な心臓専門医となる。
Appleはヘルスケアチームの規模や構成を明らかにしていないが、メンバーがLinkedInでそれぞれの役割を公開することを禁止していない。CNBCは同サービスの最新情報を追跡しており、1年前にAppleのヘルスケアチームには最大50人が所属していることを確認した。
Appleは自社の技術開発のために心臓専門医を雇用するだけでなく、さまざまな病状、特に心臓に関連する病状の研究も行ってきた。
特に注目すべき研究プロジェクトの一つ、スタンフォード大学医学部と米国食品医薬品局(FDA)が共同で実施した「Apple Heart Study」では、419,093人の参加者がApple Watchの心拍数データをAppleに提供しました。American Heart Journalによると、Appleの研究は医学史上最大規模の研究の一つとなっています。この情報は後に、Apple Watch Series 4で発表された新しい心電図(ECG)ハードウェアとアプリの規制当局による承認取得に活用されました。
Apple Watch は発売以来、命を救うなど、装着者の健康にますます貢献してきました。