AppleのiOSがLinuxを上回り、第3位のブラウジングプラットフォームに

AppleのiOSがLinuxを上回り、第3位のブラウジングプラットフォームに

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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Apple の iOS モバイル オペレーティング システムは、この夏、オープン ソースの Linux を急速に追い越し、インターネット上で 3 番目に人気のある Web ブラウジング プラットフォームとなった。

ウェブトラフィック調査会社Net Applicationsの最新リリースによると、iOSのシェアは7月にLinuxを上回り、ウェブトラフィック全体の1.06%を占めたのに対し、Linuxのシェアは0.93%でした。Appleのモバイルプラットフォームは8月にさらに成長し、1.13%を占めました。一方、Linuxのシェアは0.85%に縮小しました。

ちなみに、昨年 11 月には、Apple のプラットフォームがトラフィックの 0.43 パーセントに使用されていたのに対し、Linux のシェアは iOS ウェブ閲覧全体の 2 倍以上になりました。当時、Linux のシェアは 1 パーセントでした。

Net Applicationsは最近、iPhone、iPod touch、iPadデバイスをiOSデバイスとして分類する方法を変更しました。新たに改訂されたレポートでは、iOSデバイスの総数がLinuxデバイスの総数を上回っていることが明らかになりました。

iOSは現在、世界で3番目に人気のウェブブラウジングプラットフォームであり、AppleのMac OS XとMicrosoft Windowsに次ぐ存在です。Mac OS Xを上回るには、まだ道のりは長く、バージョン10.5のシェアは1.73%、最新バージョンの10.6でもウェブトラフィック全体の2.59%を占めています。

一方、Googleのモバイルオペレーティングシステム「Android」は、8月の全ウェブトラフィックの0.2%を占め、7月の0.18%から増加しました。Androidは、2009年10月にわずか0.02%だったウェブでの存在感を着実に高めています。

7月、Net ApplicationsはiPadがブラウザ利用シェアでGoogle Androidを上回ったことを明らかにしました。Appleが販売する3種類のiOSベースデバイスのうちの1つであるiPadは、発売からわずか3ヶ月でウェブブラウザトラフィック全体の0.17%を占めました。

水曜日の基調講演で、アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は、2007年にiPhoneが初めて発売されて以来、同社が1億2000万台以上のiOSデバイスを出荷したことを明らかにした。また、新規アクティベーションのみで、同社が1日あたり23万台強のiOSデバイスをアクティベートしていることも明らかにした。