AppleInsiderスタッフ
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ウォール・ストリート・ジャーナルのウォルト・モスバーグとカラ・スウィッシャーが主導した対談は1週間前に行われ、1時間半以上に及んだ。ジョブズ氏は、ギズモードが入手した紛失したiPhoneの試作品、iPhone OSからAdobe Flashを除外した経緯、そして中国深圳にある製造パートナー企業フォックスコンの工場で発生した複数の自殺をめぐる論争などについて 率直に語った。
会話の大部分はAppleが新たに発売したiPadに集中した。ジョブズCEOは、iPadはポストPC時代への「不快な」移行の始まりを告げるものだと述べた。CEOは、私たちが知っている従来のPCからの移行は避けられないと考えているものの、その変化にどれだけの時間がかかるかが問題だと述べた。
「PCがタブレットのような新しいフォームファクターへと移行することは、一部の人々を不安にさせるだろう。なぜなら、PCは我々を長い道のりへと導いてきたからだ」とジョブズ氏は述べた。「PCは素晴らしい…そして我々はポストPC時代について語りたがるが、それは不安なものだ。」
ジョブズ氏はまた、セットトップボックスの市場がまだ確立されていないことから、Apple TV は趣味のようなものだと考えていると述べ、米国の複数通信事業者に対応した iPhone には利点があるかもしれないと認め、ユーザーのプライバシーを保護するために iPhone ソフトウェア開発キットに変更を加えたことを明らかにした。
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