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インターネット大手のグーグルは、デジタル音楽業界への進出を計画する中で、完全買収も含む可能性のあるナップスターとの広範な提携を検討していると、ニューヨークポスト紙が報じている。
グーグルとナップスターの代表者は、買収や提携の噂についてコメントを控えた。
しかし先週、ナップスターの広報担当者は、フランスのカンヌで開かれた音楽業界の年次会議でロイター通信に対し、「当社は売却を望んでおらず、経営陣も退陣を望んでいない」と語った。
かつては音楽の海賊版の代名詞だったナップスターも最近、中間管理職10人を解雇した。
ベア・スターンズのアナリスト、ロバート・ペック氏は最近の調査メモの中で、グーグルは独自のiTunesの競合サービスを開発中であると考えていると述べた。
ペック氏は、同社が今後3~6カ月以内に音楽サービスを開始すると予測し、そのような動きは「論理的」であり、「グーグルの最近の動きや、世界の情報を整理するという同社の最終目標に合致する」と述べた。
先週発表されたこの調査レポートを受けて、アップルの株価は2.2%下落した。
アップデート:
Googleの広報担当者は、本日午後、 CBS MarketWatchに電子メールで回答し、この検索大手は「Napsterを買収する計画はなく、また現時点では音楽ストアを開発する計画もない」と述べた。