GoogleとASUSは今週のI/Oカンファレンスで199ドルのタブレットを発表する予定

GoogleとASUSは今週のI/Oカンファレンスで199ドルのタブレットを発表する予定

ジョシュ・オンのプロフィール写真ジョシュ・オン

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新たな報道によると、Google は今週、Google I/O カンファレンスで 199 ドルのタブレットを発表する予定で、Apple の iPad を「直接狙う」と考えられている。

事情に詳しい2人の関係者がブルームバーグに対し、共同ブランドのタブレットは水曜日に開幕する開発者会議で発表される予定だと語った。ある情報筋によると、このデバイスはGoogleの次世代Androidオペレーティングシステム(コードネーム「Jellybean」)を搭載するとのことだ。

今年初め、GoogleとASUSが7インチタブレットの開発で提携するという噂が浮上しました。ウォール・ストリート・ジャーナルは先週、Googleが「数週間以内」にタブレットを発売すると報じました。

もしこれが事実であれば、噂されているGoogleタブレットは、昨年12月にエリック・シュミット会長が「6ヶ月以内に最高品質」のタブレットを提供すると約束したことの実現を意味することになるかもしれない。Googleは4月の決算発表の電話会議で、タブレット市場の低価格帯に「かなり注力している」と述べた。

ASUSのTransformer Primeタブレット

カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くAppleのタブレットは、米国におけるAndroidタブレットの後退を受けて発表される予定だ。火曜日、地方裁判所のルーシー・コー判事は、Appleに対し、SamsungのGalaxy Tabに対する仮差し止め命令を認めた。今月初め、市場調査会社ChangeWaveは、Apple以外で「今後の市場力強さの兆し」を示している唯一のメーカーはSamsungであると評した。同社が5月に実施した調査によると、今後90日以内にタブレットの購入を検討している消費者のうち、Galaxy Tabの購入予定は6%だったのに対し、AppleのiPadの購入予定は73%だった。

タブレット市場は、Apple、Google、Microsoftの三つ巴の激戦になりそうだ。Microsoftは先週、SurfaceブランドでIntelとARMを搭載した独自のタブレットを年内に発売すると発表したが、この動きは一部のPCメーカーに「裏切られた」という思いを抱かせたと報じられている。複数の報道によると、GoogleとMicrosoftはタブレット市場での成功をベンダーに頼らず、自らの手で解決しようとしているようだ。